さてうちにいらしたNEVEのEQですが、注文したケーブルが届いたので早速オーディオ・カードのアナログ端子に接続してみました(^^)。
便利な事に「RME Fireface 800」はインターフェイス内の全入力、出力の信号経路をPC側で自在にルーティング出来るので、2Mixの経路または個々のチャンネルにNEVEを割り当てるという設定が簡単に行えます。
チェックは厳密なもんではないので、まあ参考程度ということで(^^;
<チェック その1>
まずはハウス系のKickの音にNEVE EQを通して、原音との違いを周波数分布で比較してみました。
ちなみに、この時NEVEのゲイン・トリムは全てセンター(つまり0)の位置にしてあります。
普通にスルーさせた状態でどれだけ音に違いがあるのかのチェックです。
■1.キック(原音)(画像クリックでwav再生/ダウンロード)

■2.キック(NEVEをスルーさせただけ)(画像クリックでwav再生/ダウンロード)
グラフを見ると違いは殆ど微妙・・・というかよくわからない(^^;。
ただ耳で聴いた感じでは、原音に対しNEVEを通した音は気持ちハイ下がりで中低域が少し増して聞こえました。
<チェック その2>
先のKickの音にNEVE EQを通し、100kHzをブーストさせました。
そして今度はPC側でもプラグインのEQによって同じく100kHzをブーストしました。
Qカーブはどちらも2で統一しており、ブーストさせるレベルはどちらも同じレベルの信号を送ってブースト後の信号がピークに達した時までとしました(何故ならNEVEのゲイン・トリムには値がきちんと書かれてなかったので・・・(^^;)。
EQの効きにどれだけの違いがあるのかのチェックです。
(※プラグインにはUAD-1のEX-1を使用しています)
■3.キック(プラグインで100Hzをブースト)(画像クリックでwav再生/ダウンロード)

■4.キック(NEVEで100Hzをブースト)(画像クリックでwav再生/ダウンロード)
聴感上ではプラグインEQはエッジの効いたシャープな感じで、NEVEの方は低音がエネルギッシュで全体的にふくよかな音に感じました。
グラフを見ると20Hz〜300Hzにかけての山の形が明らかに違うのが分かります。
プラグインの方は尖った形をしているが、NEVEを通した方は丸い形をしています。
特に100Hzより下の部分が持ち上がっていて、エネルギッシュと感じたのはこのせいだろうか。
きっちり狙い通りの仕事をするプラグインに対して独特な音になるアナログ。
どちらの効果を選択するかはケースバイケースだが、このキャラクターの違いは面白いです。
それとおまけでオーケストラ・サウンドにNEVEとプラグインEQを試したサンプル曲もアップします。
(Qカーブはどちらも2.0に設定してます)
さてどちらが好みでしょう?(笑)(注:各2.3MBあります)
1.サンプル曲(プラグインで100Hzをブースト)
2.サンプル曲(NEVEで100Hzをブースト)
ビンテージ・ニーブの音を知り尽くしている人からすれば「V3なんて」と言われるかもしれないけど、それでもやっぱりいい音するぞ〜!!
でも買えるものならビンテージも欲しい・・・。